今日のNHKラジオ『わが人生に乾杯』のゲストは、女優の山本陽子さんでした。
先日の宝田明さんといい、
この番組ではご縁ある方にお目にかかれることが多いです。
山本陽子さんの当たり役、『付き馬やおえん』は、
私の商業演劇デビュー作。
初めて私が明治座の舞台に立たせていただいたときの座長が、今日のゲスト、山本陽子さんなのです。
右も左もわからない、
時代劇の所作も着物の着付けも殺陣の立ち回りも満足にできず、
舞台の作法も商業演劇のいろはも何もわからなかった私が、
毎日毎日泣きながら稽古に通い、
泣きながら本番を迎え、
ひと月の公演の千秋楽を迎えるまで、ただひたすら必死だった20歳のころ。
なにもできないなにもわかってない小娘だっただけに、
本当に大変な一ヶ月だったけど、
それでもあのときの毎日があったから、
そのあと何があってもがんばれたんだろうなって思ってた。
広い広い稽古場の一番隅っこのはしっこで、
着慣れない稽古浴衣で、慣れない正座で、
板の間に張り付く裸足の足がぴりぴりしびれるのを忘れてしまうくらいにときめいて見ていたのが、
稽古場中央の花道で、凛として、立ち回りの稽古をする座長・山本陽子さん。
その艶やかで粋で、かっこいい姿は、ただ、ただただ、あこがれるばかりでした。
今日もやはり座長は素敵でした。
帰り際、「岡元さん、がんばんなさいよ」って声をかけていただき、
「なんかあったら連絡しなさいね」って連絡先を渡してくださいました。
ああ、やはりあこがれます。
やはりあこがれ、こがれます。
すてきな方に会えた日は幸せですね。
素敵なヒトに会えた日は、幸せです。








