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新作映画情報

東山紀之さん主演の蜷川作品、『さらばわが愛 覇王別姫』の大阪公演を観てきました。

昨年私が出演したミュージカル「フレンドシップ」でゲスト出演された京劇俳優の張紹成さんとのご縁もあり、またその時共演した女優の緒方美穂さんが映画「覇王別姫」の大ファンだったこともあって、緒方さんにすすめられてその映画も観たし、京劇に対しての興味もかなり湧いたこの頃。
あの少年隊のヒガシが蝶衣を演じるならば、それは絶対見てみたい!!と思っていたので、ずいぶん前からチケットもおさえて公演を楽しみにしていました。

まあとにかく東山さんの蝶衣の綺麗だったこと!!
映画で蝶衣を演じた名優レスリー・チャンと、なんら遜色なきすばらしい蝶衣でした。

作品に関しては、声が全然出ていない俳優さんがいたり、音楽劇の割には歌唱力を問わないキャスティングだったり、客席のこれでもかっていう多用にマンネリ感を抱いたり、時折興をそがれる場面もなきにしもあらずだったんだけど、東山・蝶衣の美しさともの哀しさですべてOK!素敵でした!

偶然友人の安田栄徳が出演していました!!
栄徳もさすが存在感あって素敵でした(^^)

 

 

 

今日は試写でトミー・リー・ジョーンズの『告発のとき』を。
イラク戦争に出兵した戦士が帰国後直面する心の闇。
日本国内でも米兵による犯罪が次々露呈する昨今、基地の中に対して外部からも目を凝らしていかなければならないのではないかと、ニュースを見るたび感じます。
戦地から戻った兵士の抱える心の影と、戦争がもたらす人間の心の破壊に、恐怖感と危機感と、同じくらいつらい悲しみをもってこの作品を見ました。

戦争が奪うのは、領土だけでなく、命だけでなく、人間の人間たる心なのではないかと。

そしてその人間たる「心」が奪われたとき、人間はどれほど恐ろしい生き物になるのかと。

 

かなしいね。

これじゃだめだよね。

 

中国政府への抗議活動が過熱し、パリでの五輪聖火リレーの混乱を映し出すニュースが放送されている今日、”戦い”が生みだすものって一体何なんだろうと思わざるをえません。

 

『告発のとき』のプロダクションノートにあったシャーリーズ・セロンの生い立ちにも、心を痛めました。
そんな過去を持つ彼女が演じた女性刑事が直面する、映画の中で起きるとある事件にも、悲しみと怒りをもって、そしてそれを演じた彼女の涙がなんだかとっても心に響きました。

アメリカが星条旗を掲げるとき、それは本当の意味で、誇りを持って清廉潔白であってほしい。
世界を牽引する国家であればこそなお。

そして日本も、常にそうあらねばならないなと。
正直であることが日本人の美徳ですから。

いい映画でした。

哀しいくらいにいい映画でした。